早春絵巻・・・・・・・湯の花祭♪
このところ天気があまりよくないのと、風邪だか花粉症だかすっきりしていなかったのですが、今日20日は春を告げる神事・・・・・湯の花祭が行われる日です。
この神事は呼び方はいろいろあるようですが、湯立神事と言われ釜で水を煮立てて熊笹をそれに浸して参拝者に振りかけて一年の無病息災を祈るというものです。
このお湯を浴びると健康で過ごせるそうです。神事が終わると熊笹は参拝者に分けていただけます。それを家に持ち帰り飾り来年また祭りの時に神社へ持参するというものです。
実はここは以前別の撮影で講師と回っている時に偶然発見した神社です。地域に根ざした古い歴史を感じさせるところでした。たまたま神職の奥様に話を聞けて毎年二月に湯立神事があり是非来てみてくださいと声をかけていただいていたのです。
そんなんで駅から歩いていると傍を小学生の一団が~~~~まさかと思っていると歩いている方角が同じ・・・・・・もしかしてと思ったら鳥居まで一緒に(^-^)
境内には氏子の方や地域の方がかなりもうおられました。
小学生たちは二年生だそうです。賑やかでしたが始まるとさすがにおとなしく~~
本殿で神事が終わると神職、巫女さん、氏子の人たちが出てきていよいよ湯立てが始まります!
祝詞を読み上げたあと神職が熊笹を釜に入れて勢いよく空に振り撒きます。
熊笹の束は沢山あって全てお湯を掛けて撒きます。それが終わると釜の前の神棚に参拝者が玉串を供えていきます。
けっして派手なお祭り的なところはないのですが、地元にある行事という感じです。
小学生は毎年来るそうでこんなことを体験するのも勉強になるかなと思いました。いろいろ考え方はあるでしょうが、自分が住んでいるところに昔から伝わっているものがあるんだとわかれば、それを教えていくのは大人の役目かなと・・・・・
境内のとなりは梅が咲き始めた公園になっており、甘酒の振る舞いがありました。
大掛かりなお祭りと違って地域に溶け込んだいいものを見て感じることができ、今日の空のようにすっきりとした気分になれました(*´∀`*)
梅もほころび始めもう少しすると春満開です^^^